
不定期更新/最新up date/2014/12/28
■米年末商戦後半は堅調■
米国の景気動向を占ううえで注目される年末商戦が、クリスマス直前の期間後半にかけて盛り上がりを見せた。クレジットカード大手のマスターカードが26日集計した商戦期のカード支払い額は前年同期比5.5%増だった。商船初期の11月末時点では低調だったが、ネットでの安値競争が過熱する12月半ば以降に消費が伸びたようだ。
米国では例年、感謝祭翌日の金曜日から商戦が始まる。今年は11月28日で、全米の小売店が一斉に黒字化する事からブラックフライデーと呼ばれる。
マスターカードはブラックフライデーからクリスマスイブ迄の同社のカード支払いをまとめた。5.5%という伸び率は「当初の予定どうり」だという。同社の米国でのカード利用のシェアは2013年末で30%強。家電製品や玩具の購入より、飲食やレジャーにお金を使った消費者が多いと分析している。
商戦期間中にガソリン安が進み、旅行に出かける消費者が増えたようだ。今年は商戦開始を前に、11月から商戦を前倒しする動きが強まった。ネット通販が普及してきた結果、消費者がショッピングをする時期が分散したこともあり、商戦期間全体の動向が読みにくくなっていた。
出足は鈍かった。全米小売協会は11月末、例年なら販売が集中するブラックフライデー前後4日間の売上高が前年同期比11%減の509億ドルになった模様だと発表NRFは11月~12月合計の小売売上高が前年同期比4.1%増になると予想していたが、この時点で年末商戦の不安が広がった。
だが、実際は商戦後半にピークが移った。商戦を通じて最も売り上げが多いのはクリスマス直前の12月20日だったようだ。
年末商戦がト良い内容になれば、米景気拡大の持続性に期待が高まる可能性がある。