
不定期更新/最新up date/2014/12/6
■ダイナースカード買収へ連合■
新生銀行と三越伊勢丹ホールディングス、JCBの3社が共同で、米金融大手シティグループ傘下のクレジットカード会社の買収に乗り出す。
日本でダイナースブランドのカードを独占するシティの優良顧客を引き継ぎ、富裕層向け事業を強化する。三井信託銀行シティ側に会社買収を打診したが、新生銀など3社連合が有力候補になりそうだ。
新生銀はすでにシティ側に対し、カード会社シティカードジャパンの共同買収を提案した。同社はダイナースクラブカードやシティカードの会員約80万人を有する。シティをモデルに個人戦略を展開してきた新生銀が買収の主体になり、共同出資する三越伊勢丹ホールディングスが百貨店のサービスをカード顧客に提供するとみられる。JCBは決済などカード事業の運営で協力する見込み。
3社連合は買収の価格や費用分担など具体的な条件は現時点で決めず、詳細な資産査定後に示す考え。シティは三井住友信託銀や3社連合と早ければ年内にも本格的な交渉に入る構えだ。両陣営以外にも呼び掛けて売却条件を見極めるための入札を行う可能性もある。売却額は300億~500億前後との観測が出ている。
今までクレジットカード現金化を扱う業者にとって、取り扱いが面倒な類に入るダイナースカードとシティカード。売却、買収によってクレジットカードのショッピング枠現金化が扱いやすいように変化するのを期待したい。